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目え、逆やんっ!!
2009 / 04 / 17 ( Fri )
 ある日、足の踏み場のない次女の部屋に入り、窓を開けました。
 脱ぎ散らかした靴下や服を片付けていると、ふと足下に転がっている雑誌に目がとまりました。
どうやら最新号みたいなので、ちょっと見せてもらおう、と思ってページをめくると、なにやら違和感が。
 何というか、重い!! 異様にめくりにくいんです。 
 読もうと思ったページがめくれないなんて、なんで!?
 
 で、私がこの時キレて叫んだセリフが、タイトルです。

 「目え、逆やんっ!! 何これ、なんでこんなに分厚い雑誌やのに、逆になってるん!?」


 同人誌にかかわってる人なら、ある程度はおわかりかと思いますが、紙には「目」というものがあります。流れ目とも言います。繊維の流れる方向ですね。

 小学生なら、画用紙が1番わかりやすいかも。
 昔、裏技のテレビ番組でもやってたなあ。
 夏休みの宿題用に持ち帰る時、四つ切りの画用紙(だったかな?)は、普通に短辺から丸めようとすると、反発してグシャグシャッとなるのに、長辺からだときれいに丸められるっていうやつです。

 1枚の紙を四つ折りにする時、折りやすい方、折りにくい方があるのに、気づいたことはありませんか?  何でもそうですが、流れに逆らうと、うまくいかないということなんですね。

 で、印刷屋さんは、これをしょっちゅう意識しているわけですよ。

 冒頭のように、大体は「本になった時のめくりやすさ」を基準にします。
ページの多い本なら、絶対に必要な条件です。
 ただし、薄っぺらい本の場合は、故意に逆目を使うことが、ままあります。というのも、薄い本で目を合わせると、すごくコシのない本になってしまうんです。
 クルッと丸めて持ち運びするような、カタログ的な本ならいいですが、同人誌では、ちょっとねえ。
やはり、ある程度のコシは必要かと。

 それから、表紙で目が合っていないと、背中がどうしても、綺麗に折れた状態で製本できません。
なので、ここをきっちり合わせるのも、重要なポイントです。

 しかし、ここにひとつの問題があります。
 全部の種類の紙が、縦目横目、両方あるわけではないのです。
 縦目しかない紙、横目しかない紙、というのが存在します。表紙用の色つき特殊紙なんかは、大体これです。横目が多いかな。
 ごくまれに、両方ある紙も存在しますが、超人気商品だけです。
しかも特定種類(色とか厚みとか)のみ。
 白しかない紙は、結構両方あるんですけどね。白って、一番使いやすいから。

 例えば、B5判は縦目が丁度目が合うという場合、その半分のB6判は、逆の横目がいいことになるわけですが、使いたい紙に横目がなかったら?  こんな時は、紙屋さんに変形に断裁してもらって、無理矢理調整しなければなりません。
 または、もったいないけど目をつぶって、B5判と同じ紙を使うか。
 でも、半分の面積でこと足りるのに、倍の面積の紙を使うのは、できるだけ避けたいです。倍の紙代がかかるわけですからね。

 で、究極の選択は、目をつぶりまくって、逆目をそのまま使うことになります。
もちろん、できればしたくないんですが、セット料金を設定していると、紙が倍かかったから、その分の料金を加算するというわけにはいかないんですよ。大人の事情ってやつです。

 ただ、逆目にすると、紙が反発する分、感覚的に実際の厚みより厚く感じられるというメリット(?)があります。厚いというより、「堅い」かな?  これがつまり、めくりにくいっていうことなんですけど。
丈夫そうに見えるのも、メリットですかね。

 ということで、前回と同じ発注なのに、どうも厚みが違うように思う、という時は、まず「紙の目」を疑ってみて下さい。
 くれぐれも、「紙の厚さが指定と違うやんけ! どうなってんねん!!」なんてクレームは、つけないようにお願いします。

 ………そんな奴、おれへんよなあ。
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